2010年3月8日月曜日

【大手町・スパゲッティ】リトル小岩井

こんなブログでも更新を楽しみにしてくれている人がいる。そんなことを知った週末。


「美味しくて安くて青春の甘酸っぱい味なんて、コンクリートジャングル東京には存在しないのさ。」


東京を知らない、東京を曲解したそんな嘯きに、我々は振り返る必要など無い。

そう、我々には、二郎を始祖として、駒澤大学近くの「かっぱ」や渋谷は円山町の名店「リトルショップ」のカレーなど、美味しくて安くてあなたの人生に強烈なインパクトを残す食品がある。むしろ、枚挙に暇がないほどに。


そんな強烈なインパクトを残す食品の一つを紹介せねばなるまい。


そう、空が四角く切り取られた、コンクリートジャングル東京のど真ん中、大手町に、ヤツはいる。


大手町は言わずと知れた日本のビジネスの中心地。歩いているだけで自分がニューヨークに紛れ込んだかのような錯覚に陥る。ニューヨークと東京が違うのは、そう、リトル小岩井があるかどうかだ。


リトル小岩井は、とにかくおなかが減った時には絶対に食べて戴く必要のあるパスタだ。いや、スパゲッティかもしれない。またはきしめんかもしれないし、うどんかもしれない。


要するに、太い。


二郎で慣れきった我々のたるんだお腹は、細っこいパスタを食べると「オゥ、オシャレ」と思ってしまうだろう。そんな細麺が、お昼、戦うサラリーマンのお腹を満たせるだろうか。いや、満たせない。


戦うサラリーマンに必要なのはあくまで、太くて分かりやすい味だ。


そんなニーズを完璧に満たしてくるのが、こちらのリトル小岩井。


ナポリタンは勿論のこと、ジャポネという醤油ベースのパスタも勿論ウマシだ。ウマシであって、なんしか歯ごたえがない。それがまた、皆さんを昭和の世界に誘う。

そしてナポリタンを頼んだ貴男貴女は、見たことがないくらいの粉チーズを大量に掛けて一気に「スパゲッティ」を飲み干して欲しい。ウマシ。そう思うだろう。そして、小学校の時、夏休みにカブトムシを捕れなくて泣いているあなたが起きると、枕元にそっと買ってきたヘラクレスが置いてあったような感傷に浸りながら、午後の業務に邁進していただきたい。

※皿うどんではない

席は狭くて「落ち着いてゆっくり」とは無縁の世界。だが、誇らしげに歴史と伝統を次代に受け継ごうとする、そんなビジネス街のオアシスがここにはある。

大盛りにして、昼からガツンといってやろう。

お持ち帰りに最適な、素敵サンドウィッチもまたウマシ。

そんな懐かしさにありがとう、★2つ。

【店情報】
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル地下2階
→丸ノ内線の出口すぐ
電話 03-3201-2024
定休日 日曜日・祝日
営業時間 [平日]10:00 - 20:00 [土曜日]10:00 - 14:00

2010年1月6日水曜日

【錦・餅】もちつき屋

謹賀新年。

今年も何卒宜しくお願い申し上げます。


今年は、小さな投稿を数多く、がテーマである。つぶやき検事。

そんな新年1発目のネタは、「餅」。


毎年、年の瀬になると中野方面から「よいしょー」のかけ声と共に餅つきが始まるのが通例であるが、生餅がベストなのは当然として、皆様どんなお餅を食べておられるか。

ここで検事がお勧めしたいのが、京都の台所、錦市場の中にある


の餅、特に、

えび餅



だ。
はっきり言ってウマシだ。サクッとぱりっとした外、粘り、ほふほふの中身。


迷わず焼けよ、焼けばわかるさ。

錦のお店に行くと、当然生餅も置いているのだが、何しろ生は足が早い。すぐカビてしまうため、お正月の臨機応変な餅ニーズに対応するためには、ここのなまこ餅を買っておくのがベストである。



豆もち等も大変ウマシなのだが、とにもかくにも、エビもち。京都の友人がいて、本当によかった。

えびもちである。

なお、店内では「つきたて亀山」という激ウマスイーツがあることも、備忘のため記しておく。

今年もどうぞよろしく。新年の餅、★4つ。