2008年9月30日火曜日

【新地・鉄板&お好み焼き】がるぼ

ここは曽根崎〜北〜新地〜

ドン。のオフィスの間近にある,新地は全日空ホテルのお向かい,お好み焼き「がるぼ」。

これドン。

その名は関西粉モン界にも(ある程度)轟いているが,恥ずかしながら検事は先日初めて足を踏み入れた。

お店の中には山手線ゲーム(関西なので,環状線ゲームと命名されていた)で駅名を連呼する不思議な合コン?軍団もおり,一瞬「おいおい大丈夫か」と思わないではなかった。

が。

結論から言うと,以前ご紹介した冨紗屋のようなアイディア爆発・ニュー粉モンの世界とは異なり,いわゆる正統派のお好みが出てきてすこぶる美味。

豚キムチの味付けは見た目と裏腹にアッサリしており,野菜炒めを食べるためのポン酢にわずかに浸すネギ焼きの味もまた格別。

これ,豚キムチ。

そして本日のメーンマッチである「がるぼ焼き」に舌鼓を打つ。
(がっついて食ったため,写真を取り忘れるという愚行に及んだことをお詫び申し上げる。)

どれもこれも,見た目は「重そうだな」と一瞬思わせるのであるが,他方,食後感のダメージの少なさは特筆に値する。検事,男子3名で訪れたが数種の焼き物と6枚ほどのお好み又はそれに類似するものを食してしまった。

これ,オムそば。スーソーとズネマーヨの描く放物線は栄光への架け橋だ。

もとい,
当然おなかいっぱい。

だが。

意外とアッサリおなかに収まった,そんな食後感すら漂う,秋の夜であった。
(ただし,お安い!と柏手を打つほどのリーズナブル感はないため星は3つにとどめよう。)

是非一度,ご賞味あれ。
(今回は写真をちゃんと撮らず,いささかパンチが弱いきらいがあるがご勘弁)


【店情報】
「がるぼ」
06-6343-1155
住所 大阪府大阪市北区堂島1-4-26 玉家ビル 1F
営業時間 [月~金] 18:00~翌2:00 [土・祝] 18:00~23:00
定休日 日曜日

2008年9月26日金曜日

【大阪・オムライス】北極星

検事,大阪に戻ってきた。のでまた更新する。

さて,皆さんの大好きなオムライスにちょっとした新提案である。

といっても大阪経験者の方には極めて著名なあの逸品。そう,北極星のオムライスである。
北極星は,どうやらオムライスというものをはじめて作り,命名したんだそうで,心斎橋に本店がある。他にも大丸梅田の地下2階や淀屋橋,堀江から天保山までシブく大阪全体をカバーする名店。それが北極星である。

検事がここでびっくりしたのが,和風オムライスのおいしさ。

つまり,たまごの上にケチャップやドミグラスがかかっているのではなく,ポンと無愛想に皿の真ん中に置かれているオムレツ。中には高菜と鮭の和風でお醤油味ベースのチャーハン的なもの。

これがまたなんともシンプルで美味しい!

とはいっても初めての来店の際にはオーソドックスなオムライス(ビーフ)を注文するのが筋というものである。

唐揚げ,ツナサラダも美味しいのでサイドメニューも忘れずに。

東のハヤシライス,西のオムライス。どちらも捨てがたい逸品である。
是非一度ご賞味あれ。
リンク
【店情報(※本店)HPはこちら

北極星 本店 (ホッキョクセイ)
洋食、オムライス
TEL 06-6211-7829
住所 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-7-27
営業時間 11:30~21:00
定休日 無休

2008年6月20日金曜日

【大阪・ラーメン】避風塘 みやざわ

長らく更新を怠っていることをお詫び申し上げたい。
なんやらかんやら、、ネタはたまっているのだが。

さて、検事の体調が不良だった昨日、ドン。から夜架電あり。

「まーひー?」

まーひーもいいとこである。

「しーめー?」

検事、先日今の職場のボスの深酒に付き合わされ激しい二日酔いだったため、

「あっさりで」

とお願いしたところ、ドン。が選択したのが「あっさりラーメン」であった。

そこで連れて行ってくれたのが「避風塘 みやざわ」の麺店。
以前紹介した、船大工のうどん名店「さかえ」が入っているビルの地下に、それはあった。
実はここ、検事は先日新地のお姉さんから「2000円のすごいラーメンがあんねんやんかぁ」と言われて若干興味を持っていたところであった。最近お世話になっている新地ワインバーのイケメンマスターも「美味いッスよ」と言っていたので行ってみたかった。

そこにドン。がつれていってくれたため、微妙にテンションがあがる。
あった。これがみやざわの上湯(しゃんたん)チャーシュー麺。上湯と言えば香港支部長の紹介により香港のクリスタルジェイドというところで美味なラーメンをいただいたことがあったが、ここはどんなお味かと期待が高まる。

そしてでてきたのがこちら、
上湯チャーシュー麺。麺は細く、あまりインパクトのある麺ではない(ただ歯応えが強く、いかにも香港で出てきそうな麺。その意味で日本でラーメンと言って想像する麺とは違う。あくまで中華麺である)。

しかし、それを補ってなお余りあるスープの美味!
あっさり、しかし味はしっかり、貝柱と中華ハムでとっているであろう味はあくまで澄んでいた。
うまし。

日曜祝日を除き、午前4時までやっているらしい。シメの一杯に最高の逸品であった。
是非、ご賞味あれ。

2008年6月3日火曜日

【大阪・カレーカツサンド】サンマルコ

長らく更新を怠っていたくせに何事もなかったかのように書き加えるが、皆様大阪に出張にいらっしゃることも多いと思う。

このとき、帰りの新幹線で何を食べるかは一つの大問題だ。

新大阪から品川までは2時間30分あまり。我慢すれば品川でグランドセントラルの牡蠣に舌鼓を打つことも、ネイサンズのステーキドッグを食べてアメリカ時代を思い起こすこともできる。
他方で、美味しい物を食べつつの電車にはそれなりの格別感がある。
特に、グリーンに乗られるセレブにおかれては、新幹線内をおーいお茶だけで過ごすのはいかにも寂しい。

そんな皆様に、新大阪の駅で買えるベスト食料品をご提案する。

それが、カレーハウス・サンマルコの「カレーカツサンド」。

カツサンドといえば、まい泉のものなど実に種類の多い定番。
しかし、このカレーカツサンドは次元が違う。

パンの生地にカレーが練り込まれ、軽くあぶられたパンはサクッとした軽い食感。

他方でカツにはサンマルコ伝統のカレーが染みこませてある。
カツの味はあくまでも濃厚で、非常に非常に美味しい。

3個入りの(小)と6個入りの(大)の二つが選択肢として存在するが、これとビールを買って新幹線に飛び乗れば、楽しかった大阪の想い出も更に美しいものになること、請け合いである。

サンマルコ自体、関西圏では超メジャーなカレー屋。是非一度おためしアレ。

【店情報】
大阪府大阪市淀川区西中島5-16-1
JR東海新大阪駅3F 新幹線コンコース内
TEL: 06-4806-7207
営業時間: 8:00-21:30
定休日: 年中無休

2008年5月12日月曜日

【大阪・焼きラーメン】豚一

福岡は中州の屋台で超定番の「焼きラーメン」。
これが大阪でも食べられるとあって友達に連れて行ってもらった。

谷町線の中崎から歩いて結構なお時間。そこに「豚一」がある。

なんしか、魁龍のように臭い臭い豚骨系。
店にはいると「うぉぉ」と思ってしまうぐらい、臭い。そして汚い。

「豚一ラーメン」はいわゆるコッテコテの豚骨だ。今回は当然焼きラーメンを選択。

なんだかなぁと思って焼きラーメンを注文すると、、これがびっくりするくらいウマイ。

しかしおっさんの愛想はゼロ。いい感じにアウトローな雰囲気がある。しかも、聞くところによると月曜に焼きラーメン用の麺が空輸されてくるらしく、早ければ水曜、木曜あたりには麺切れ。

食べにくさ、臭さ、ファシリティのイマイチさでユニーク3つ星。美味しいんだけどなぁ。。

【店情報】
住所 大阪府大阪市北区中崎2-1-1
電話番号 06-6993-0391
営業時間 11:00〜14:00 17:00〜24:00 ※日祝は夜のみ
定休日 月曜日(ただし祝日はOPENとの噂もあり)
最寄駅 大阪市営地下鉄谷町線「中崎町駅」

2008年5月7日水曜日

【大阪・うどん】釜たけ

ふぅぅ、更新できず、デカからチョイモーシーホーを受け取った。

色々と美味しい情報はたまっているのだが、ここはしつこくまたうどん。

先日ご紹介した「かしみん焼」の紙の屋の近く、更に以前紹介した「千とせ」のお向かいに、「釜たけ」がある。

ちょっと復習すると、大阪のうどん事情は3系統あり、そのうちの一つ「讃岐うどん」が非常に活発だということで今までも「讃州」「はがくれ」などご紹介してきたわけだ。

その讃岐うどん系統の総本山、元締めがこちら「釜たけ」である。この釜たけ、一度は食べねばならない。言うなれば二郎を食べるのに一度は三田を食べなきゃいけないのと同じである。

こちらが名物であり看板の「ちく玉天ぶっかけ」。
ポイントはレモンであるところと、ちくわがこれくらい大きいこと。
このご主人、木田さんは自分のうどん作りについてのノウハウを一切出し惜しみしない。

「考え方を教えただけなんですわ、あとは自分らしさをだしてください。」
多くの弟子を輩出し、讃岐うどんの店が増えていくことをどう思うかを聞かれてこのコメント。
男は大きくなきゃイカン、そんな当たり前のことを気づかせてくれる「うどん」であった。

基本中の基本である。絶対に食べていただきたい。

【店情報】
大阪府大阪市中央区
難波千日前4-20 せんだビル1階
TEL 06-6645-1330
営業時間 午前11時~午後4時
(麺切れで早く終わることがあります)
月曜日定休

2008年4月27日日曜日

【大阪・かしみん焼】紙の屋

岸和田、という場所がある。

岸和田少年愚連隊発祥の地であり、清原を輩出した名門の地である。
大阪は難波から南海電車に乗って、特急だと約20分で「岸和田」に到着する。
その岸和田、我々ヨソ者はひとくくりに「岸和田」と言ってしまうが、地元の人に言わせると、岸和田の中にも下町と山手があるらしい。

そのどちらに分配されるのかよくわからんが、岸和田の浜(海)の方に、「かしみん焼」という食べ物がある。

かしみん、とは「かしわ」と「ミンチ」である。
広島焼を思わせるクレープの上に、牛の脂を中心とした(焼くとカリカリになる)ミンチと、鶏肉がのっている。これを焼いたものを「かしみん焼」といい、岸和田でも浜の方でのみ食べられている秘宝である。
そんなかしみん焼きが、NGK(NAMBA GRAND KAGETSU)の裏手で食べられるのだ。どうやら岸和田以外には初進出とのこと。それが今回紹介する「紙の屋」。しかしこの辺りは本当にナイスB級・C級が多い。

かしみん、これがまたウマイ。非常にウマイ。
ビールにも最適であり、夏につまむには濃い味付けがまたナイス。
他のメニューは残念ながら食べていないのでわからんが、屋台っぽい雰囲気(というか屋外)の店構えといい、4つ星を捧げたい。来阪の際には是非おたずねあれ。


【店情報】
〒542-0075 大阪府大阪市中央区千日前10-14
地下鉄御堂筋線なんば駅 徒歩3分 
南海本線難波駅 徒歩3分 

TEL 06-6633-1799
FAX 06-6633-1899

営業時間
月〜木・日  11:00〜21:00
金・土・祝前 11:00〜22:00
定休日 無

2008年4月15日火曜日

【大阪・うどん】参拾七番

またうどんで申し訳ないが、中々ウマイうどんをみつけた。

先日らびちゃんと北の新地を放浪していたとき、以前書いた「香川」でうどんを食べて帰ろうとしたのだが、開店直後で混んでいて入れなかった。

そこで船大工(北新地を東西に走る道のうち、最も南の通りを船大工という)の方に向かって歩いていたら、美味しそうなうどん屋を発見。

そこでらびちゃんと入っていったところ、これがなかなかまたウマかった!
検事のうどん3分類説によればいわゆる「正統派」のダシうどん。

らびちゃんはきつね、検事はきざみを食べた。美味し〜いダシにとろろ昆布、あられ、はりはりが浮く。きざみはあくまでシンプルな味わいで非常に美味しかった。

ただ惜しむべらくは、麺がちょっとゆるかった。これに、「たけうち」「讃州」などのツルッツル麺で食べたい。非常に食べたい。

ドン。の東京の地元に、凄まじいうどんがあるらしい。これもいつか特捜する必要があろう。

【店情報】
TEL 06-6345-5909
住所 大阪市北区堂島1丁目3-8 堂島リンデンビル 1階

2008年4月7日月曜日

【名古屋・ひつまぶし】あつた蓬莱軒

 フシュゥゥゥゥ

 なんだかネット環境が悪くなって悲しい限りである。
 そんななか、先日名古屋に出張に行ってきた。

 なごやはご存じC級グルメの都である。
つぶあんの入ったトーストはほぼどこの喫茶店にもある。あんかけスパゲッティなど、枚挙に暇がないほどのアヤシイメニューがあなたを迎え撃つ。

そんな街、名古屋の超有名メシといえば、みそかつ、みそおでん、みそにこみうどん、手羽先、、、そしてご存じ「ひつまぶし」。

ひつまぶしは鰻重の進化バージョンみたいなもんであるが、その超有名店があつた蓬莱軒。きっと諸氏の中にも訪れたことがある方は多いだろう。

そんな蓬莱軒、本当は熱田神社の方に本店があるのだが、名古屋の中心地・栄の松坂や南館10Fにあるお店に行ってきた。尚、この店は昔ドン。と二人して行った想い出の店でもある。
こちらがひつまぶし(ご飯大)。

いやぁ〜美味そうである。確かに、ウマイ。皮がパリッと焼けていて香ばしく、タレも無駄に甘くなく上品かつ美味。値段が安い食べ物ではない(3000円くらい)のでB級というにはやや憚られるところもないではないが、やはりそれくらい出す価値がある。非常にウマイ。

一応食べ方には方法があって、四分割して以下のような手順で食べることが奨励されている。一膳目はそのまま、二膳目は薬味と、三膳目はお茶漬けに、四膳目はお好みで。

さすがに公式HPの写真は美味そうだったので転載。みなさまも名古屋へ出張の際は是非食していただきたい(新幹線名古屋駅から地下鉄東山線で2駅、栄駅から歩いて5,6分で着く)、名古屋の名店である(ちなみにものすごく混んでいてやたら並んでいるが、びっくりするほど回転がよいので頑張って並んでいただきたい。予約は不可である)。5つ星を献上せざるを得ない。


【店情報】
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-16-1 名古屋松坂屋本店南館10F

地下鉄名城線矢場町駅 徒歩1分 

TEL 052-264-3825
FAX 052-263-7807

営業時間
11:00〜22:00(L.O.21:00) 

定休日 不定休 (松坂屋に準ずる)

2008年4月1日火曜日

【大阪・しゅうまい】一芳亭

長いことご飯を食べておらず、申し訳ないことをした。
さて、今回は「一芳亭」(いっぽうてい)。
南海難波の近くにある、しゅうまいの名門である。
言い換えれば、日本橋(にっぽんばし。大阪のアキバ)寄りの場所にある。

大阪の六本木ヒルズことなんばパークスの近くと言えばイメージは浮かびやすいかもしれない。なお、場所柄当然であるがらびちゃんのラブプレイスの一つである。


雰囲気は定食屋、味よし、値段よし。

しゅうまいは薄い卵の皮につつまれ、ジューシィ。えびなどが入ってプリプリしており、なにしろ作りたての焼売は美味しいことを気づかせてくれる。最近では岸和田や福島にも支店があるが、このしゅうまいにご飯にビールで800円くらい。絶妙の満足感があなたを包み込む。

この春巻き・唐揚げもまた良し。
昼時はやたら混んでいるらしいが、夜は検事が様子を見に行ったときは、混んではいたがすぐ座れて好感触。

是非一度ご賞味あれ。


【店情報】

一芳亭 本店(イッポウテイ)
ジャンル中華料理
TEL06-6641-8381
住所大阪市浪速区難波中2-6-22
営業時間11:30~20:00
定休日日曜・祝日

2008年3月24日月曜日

【大阪・喫茶店?】喫茶Y

大阪のキタ玄関、梅田(JRだけ大阪駅というがあとはだいたい梅田駅)。
南側には大丸、阪神、阪急、と大きなデパートが軒を並べるおしゃれスポット。それが梅田駅前である。

梅田界隈の北側にはあまり行ったことがない人が多いかも知れないが、ロフトがあったり茶屋町という街の名前と相まって若者も多い素敵プレイスである。

そこに、凄まじい店がある。

「喫茶Y」

何も説明はいらない。ただ、以下のカレー定食をみて欲しい。

ひじき、味噌汁、コロッケ、ハムエッグ。
カルビ。
巨大カレー。

これが「カレー定食」。700円なり。

これが「モーニングセット」。たしか450円。ベーコン4枚、卵7個。食パン1/2斤。
アイスコーヒーは当然中ジョッキで出てくる。

トーストセット。500円。卵とベーコンは幸せの7個&7枚。


価格破壊。胃袋破壊。

わけがわからない。卵11個を使ったサンドイッチも名門。パンは1斤。1000円なんて絶対しない。

味がまずかったら到底食えない。が、不思議とチュルッと胃に入ってしまう。
わけのわからなさ、圧倒的な量、文句なしのコスパ、5つ星を進呈せざるを得ないだろう。
ちなみにハンバーグ定食(800円)のハンバーグは4つだ。

まず東京では見かけないインパクトが貴方をお迎えする。
二郎より体力を消耗する可能性がある。


【店情報】
喫茶 Y
住所大阪府大阪市北区茶屋町18−21 豊崎ビルB1
電話06-6373-2688
営業時間8:00〜(L.O.19:00)
定休日日、祝休

2008年3月19日水曜日

【大阪・うどん】香川・さかえ

今回は一挙に二店舗の記録。

大阪には大きくキタ・ミナミの繁華街があることはみなさんご存じの通り(実際はもっとエリアを細かく分けてたくさんあるが)。

そのキタの中心地は北新地。
ラウンジやクラブ、美味しいものがたくさんある大人の街だ(お財布面でも大人が要求される)。

そんな北新地では、〆にうどん、しかもカレーうどんをすするオッチャンがとても多い。

その〆で行く場所の候補として著名なのが、
「香川」と「黒門さかえ」
なのだ。

香川に夜中の2時3時に行ってみると良い。オネエサンたちとアフターで来ているオッチャン、オネエサン軍団、5軒目くらいのサボリーマンで店には行列が(本当)。

それほどまでに混むのが「香川」と「さかえ」だ。

上は香川の入り口のちょうちん、下はひっそりとしたさかえの入り口。

香川は新地の北の方、さかえは新地の南の方にあり、その日飲みに行った店の近い方に足を向けるのがまた洒落者というものである。

検事、昨日は香川に行ったが、先週はさかえに行った。

肝心のお味だが、検事的にはカレーの汁は香川が好きで、さかえ名物「細麺」はこれでまた味わい深くオツであることから、甲乙つけがたい。
こちらが香川のカレーうどん。一見ものすごく濃いが、食べてみると驚きのアッサリである。チュルチュル行けてしまう。出てきたとき、熱々のためカレーがマグマ的に気泡が出てくるのも良い。

対して、こちらがさかえの細麺だ。
にゅうめんと見まごうばかりのこの細さ、写真の「かき揚げカレーうどん」が名物。
ちなみに検事は食べたことがないが、普通のうどんも美味しいらしい。

おでんなどのアテも充実、魅惑の大人〆うどん。
新地にいらした際には「香川かさかえで〆よか?」と言えば貴方も新地好きである。

どちらも、単品で取り上げて昼間っから一人でも食べたいものとは違う。ちょうど、東京で言えば、かおたんを仲間と夜中に〆で食べているときの「おいしさ」と「たのしさ」がある。

時間も香川はいくらでもやっており、新地で飲んだ際には是非一度ご賞味あれ。さかえをご賞味の際は、てっぺんを回る前に全日空ホテルの方へ向かわれますように。


【店情報】

(香川)
06-6345-0228
住所大阪市北区曽根崎新地1-5-25 曽根崎新地ビル 1F (北新地)
営業時間11:30~13:30 18:00~翌4:00
定休日日曜日

(さかえ)
営業時間
11:30〜13:30
18:00〜24:00
*ラストオーダー・23:30
*休業日・土日祝日
住所
大阪市北区堂島一丁目4-8
電話
06-6344-0029

2008年3月18日火曜日

【大阪・肉吸い】千とせ

らびちゃんの以前の勤務先の近く、ナンバはなんばグランド花月(NGK)の横には「わなか」というたこ焼きの名店があり、先生が最初にここに連れて行ってくれた時はたこ焼きのおいしさとともに熱さにびっくりしたものである。

さて、NGKから南側にいくと道具屋筋というお江戸はカッパ橋の大阪版があり、これを突き抜けると日本橋(にっぽんばし)という大阪版アキバがある。

道具屋筋の一本東側の筋に「千とせ」はある(ちなみに5つ星うどん讃州の回に書いた讃岐うどんの総本山、釜たけも千とせの超間近)。

というか非常に有名な店で、なにしろ大阪のB級グルメの王様的な地位を獲得しているため、皆さんもひょっとしたら食べたことがあるかもしれない。

千とせの名物は「肉吸い」。要は「肉うどんのうどん抜き」である。バカにしているとびっくりするくらいお肉たっぷり、ダシは薄味なので非常にテイスティ。ウマイ。
たっぷりダシの染みこんだバラ肉に、しゃきしゃきしたネギ。そして卵。豆腐追加も可。

「肉吸い、大たま」と言えば肉吸い&大きいご飯の上に卵、で出てくる。写真は肉吸い小玉。

らびちゃん大好物のこの逸品、あれこれ言う前にまず一回食べてみる必要があろう。
ただ、問題があって、釜たけも千とせも夜やっていないのだ。

釜たけは堂々と夕方まで。
千とせは公称7時までやっているというが、7時だとだいたい閉まっている。食べるのに非常に苦労した。

従って休日の昼間(しかもなるべく早め)に出かけるか、平日にサボるしかない。

味は文句なくウマイが、アクセスの難しさで星4つ。



【店情報】

電話:06-6633-6861
住所:大阪府大阪市中央区難波千日前8-1
定休:火曜
平日:10:00 - 19:00
土曜:10:00 - 19:00
日祝:10:00 - 19:00

2008年3月17日月曜日

【神戸・焼きそば】長田本庄軒

検事、今日は三宮に所用で行っていたのだが、運命的な出会いがあった。

 それは、焼きそば。

焼きそばを中華で好んで注文する人のことを、検事はこっそりなんでやろ?と思っていた。中華でシメは基本チャーハンであり、ないしは汁そばだと思っているからだ。

そのせいか、検事の中で今まで焼きそばの地位は低かった。
BBQでシメに食べる、ベチャベチャのイメージも手伝っていたからか。

そんな検事の焼きそば観を覆す逸品に、三宮センタープラザの地下1階で出会ってしまった。。

それが長田本庄軒。
そう、トリドールという外食産業がやっているチェーン店に過ぎない。
しかし、チェーンでも美味しい物は美味しい。正直衝撃であった。

太い麺(like JIROU)、濃い味付け、ベチャベチャ感のなさ、歯ごたえ、雰囲気、値段。
これは名店だ。本当に美味しい。

入るときに食券をおばちゃんに渡すと、辛さの好みを聞かれる。検事はオススメの3辛で勝負したが、関西ゆかりの「どろソース」と甘口ソースの比率で辛さを変化させてくれる(もっとも、辛いというのは唐辛子的な辛さではなく、味の濃さを意味していると思われる)。
気合いの太麺にソースがよくからみ、モチモチとした歯ごたえと鉄板でいつまでも熱々の焼きそばたち。今まで軽く見ていた焼きそばに謝りたい。

そしてチェーン店にも謝りたい。こんなクオリティを確保しているところがあるなんて。
帰りのJR京都線で星付けについて悩んだ。チェーンなのに5つ星をつけていいのか。二日連続で5つ星をつけていいのか。

悩んだが、ウマイことに間違いない。

5つ星を進呈しよう(但し、三宮センタープラザ店に限る)。


【店情報】

兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目9-1センタープラザ東館B1

078-391-3314

月~日 午前11時開店 午後8時閉店