岸和田、という場所がある。
岸和田少年愚連隊発祥の地であり、清原を輩出した名門の地である。
大阪は難波から南海電車に乗って、特急だと約20分で「岸和田」に到着する。
その岸和田、我々ヨソ者はひとくくりに「岸和田」と言ってしまうが、地元の人に言わせると、岸和田の中にも下町と山手があるらしい。
そのどちらに分配されるのかよくわからんが、岸和田の浜(海)の方に、「かしみん焼」という食べ物がある。
かしみん、とは「かしわ」と「ミンチ」である。
広島焼を思わせるクレープの上に、牛の脂を中心とした(焼くとカリカリになる)ミンチと、鶏肉がのっている。これを焼いたものを「かしみん焼」といい、岸和田でも浜の方でのみ食べられている秘宝である。
そんなかしみん焼きが、NGK(NAMBA GRAND KAGETSU)の裏手で食べられるのだ。どうやら岸和田以外には初進出とのこと。それが今回紹介する「紙の屋」。しかしこの辺りは本当にナイスB級・C級が多い。
かしみん、これがまたウマイ。非常にウマイ。
ビールにも最適であり、夏につまむには濃い味付けがまたナイス。
他のメニューは残念ながら食べていないのでわからんが、屋台っぽい雰囲気(というか屋外)の店構えといい、4つ星を捧げたい。来阪の際には是非おたずねあれ。
【店情報】
〒542-0075 大阪府大阪市中央区千日前10-14
地下鉄御堂筋線なんば駅 徒歩3分
南海本線難波駅 徒歩3分
TEL 06-6633-1799
FAX 06-6633-1899
営業時間
月〜木・日 11:00〜21:00
金・土・祝前 11:00〜22:00
定休日 無
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