2009年10月19日月曜日

【四条・鯖寿司】さか井

最近、やたらとかまびすしい。



そう、ミシュランガイド「京都大阪2010」。




検事、買ってしまった。アマゾンでポチッと買ってしまったのだが、中身はあんまり面白くない。。

やはりB級に一切言及がない辺りがこの手のガイドの難しいところだろう。


さて。

最近検事は京都に出かける機会があった。久々の関西遠征である。



そんな京都、「マニアックな店で地元っぽく食べたいな~」と思っていたら、案内役が連れて行ってくれたのが今回の「さか井」。


案内役曰く、「絶対美味しい鯖寿司があるから」とのことで、正直そんなに鯖寿司が好きなわけではないものの、宿からテクテク歩いてJR京都に荷物をコインロッカーし、烏丸線で四条へ。


四条から烏丸の交差点の方を経て、大丸の前で待ち合わせ。

渋くガードレール代わりのチェーンに腰掛け、新聞を読む検事、既にその頃は鯖寿司で頭がいっぱいであった。

四条から高倉通を1分ほど三条の方へ行くと、左手に「さか井」がある。



門構えからして地元感たっぷり。

そして、出てきたのがこちら、鯖寿司とカニ丼、穴子丼。




こちらは二人だ。食いすぎと呼ばれたなら本望である。




店内は狭く、京都のおばちゃんを絵に描いたようなおばちゃんと、東京ではありえない近接戦。

しかし、、、、


ウマシだ。

これは確かに、ウマシだ。

まず鯖寿司は歯ごたえが良い。適度な塩が振ってあり醤油は要らない。だが醤油を付けると味が変わるよ、と言われ、醤油を付ける。これまたウマイ。丼ものはなかなかしっかりとした味でこちらも悪くないが、、やはり出色は鯖寿司。
薄味なのに味が濃い、まさに味覚の清水寺。


さささっと食べきり、熱々の緑茶を流し込めば、あなたがいるのは平安京。
若狭の港から鯖街道を走り抜け、最高のあんばいになったときに京の都に到着したと言われる、歴史そのものの味がする。


歴史を感じ、歴史に触れ、鴨川のほとりのカップルとともに、


京都、奥深し。充実の秋、★4つ。



【店情報】


さか井

075-231-9240

不定休

昼から夜まで通し(夜は早いらしい)

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