余談だが、谷六とは谷町六丁目を意味する。大阪人はひたすら略す。谷町九丁目は谷九。同四丁目は谷四、天神橋筋六丁目は天六、など。それぞれ定期券の駅名表示などは遠慮無く省略形で記載されている。
話を元に戻そう、冨紗家。
大阪界隈(西宮などにもある)では有名なお好み焼き屋さんで、恋愛先生やらびちゃん達が阪急東通り商店街で足繁く通っていた美舟なんかとはある意味対極的な雰囲気。松田優作がこよなく愛したことで知られる老舗である。
そして、確かにウマイ。プレチボも馬鹿にしたもんじゃないと検事は思ったが、冨紗家の方が好きだ。
これが「とんとん焼き」。名物だ。恵比寿のぼった家に近い山芋ふわふわテイストである。
ちょっと変わり種はこちらで、焼きそばをとろろ汁につけて食べるとろろ付けソバ。なかなかユニーク。
更に、豚もやし蒸し、デザートの芋っこアイスのインパクトが印象深い。
この右の鍋が豚もやし蒸し。優作鍋と名が付けられている。本当かどうか知らないが、松田優作が作ってくれと頼んだらしい。
そしてこれが芋っこアイス。美味しいぞこれは。昔の麻布茶房を思い出す感じである(スイートポテトとアイスみたいなのが麻布茶房にもあった)。
大阪で「お好み焼き食べたい!」と言われるとどこへ連れて行ったものか悩むが、なかなかここはおもしろくてよいだろう。ご賞味あれ。
【店情報】
谷町線「谷町6丁目」下車
ハイカラホリ通り中ごろ
営業時間 17:00~24:00
火曜定休日
電話/06- 6762-3220
http://www.fusaya-honten.co.jp/
http://www.fusaya-honten.co.jp/
2 件のコメント:
優作鍋の向こう側の女性の人影が気になる。
デカは見逃さんぞ。
確かに・・・
見逃してた・・・
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